2009年2月28日土曜日

先週のはなし

もう終わっちゃったんですが、先日、こんなのを見て来ました。
ロベール・ドアノー 写真展 [ パリ・ドアノー ]

森山大道さんとはまた違う、ほんとにユーモラスですばらしいモノクロスナップの数々。
「パリだから、おフランスだから」「昔はプライバシーにうるさくなかったし」と言ってしまうのは簡単ですが、この写真家の眼力はそれでは絶対に片付けられないと感じました。
こういうのを見ると、なんか、僕なんか何にも撮ってない気にさせられます。

このような展覧会がもっといろいろ行われて、もっと人気が上がるようになったら、「フィルムだってきれいやん」「モノクロだってきれいやん」と思われるようになったら、もしかしたら。

モノクロフィルムにわざわざ手を出してる僕もがんばらなきゃなわけですが。

#ただ。モノクロを堪能し終えて売店に行ったら、「関連商品・フィルム」として置いてあったのが
#コダックポートラ、ウルトラカラー400等のカラーフィルムなのはギャクだったんですか?

と言いつつ、話をかえて、

この展覧会に行く前に宝ヶ池で鴨さんと白鳥さんを撮ってきました。
梅にしようかなあ、鳥さんにしようかなあと考えて、白鳥さんって撮ったことないなあと思って。


なんとなく、こんな変なカオのを載せてみたい気分。

左の白鳥さん、よく見たらくちばしがぎざきざしてます。


ありがちかもしれませんが、撮ってみたかった水しぶき。


本日のシュール



というのはまああれで。

わけあってハローワーク通いがはじまっためぷりゅですこんにちは。

家族、というか親はゆっくり決めたらいいと言ってくれていますが、そんなにゆっくりしなくてもすぐには決まらないんだろうなと思っていたりするので・・・

とりあえず、これまでみたいに気軽にレンズを買ったり、遠くまで旅行したり、夏にはひたちなかだぁ!とか出来ないことは確かです。

まあ、そんなことをしなくても、近くで気を引かれるものがあったら積極的に写していきたいです。

といいつつ、更新が空いてしまいましたm(__)m
やっぱりショックはショックだったとか言い訳してみたり。

ひとつ前のエントリでちょっと申し上げた「エクター現像」が上がってきたので、スキャンしてみました。

この方の様なデジカメのようなフラットさやクリアーさでは撮れなかったです。
ですが、デジカメのような粒状感の無さは本当でした。









↑は、もっとオレンジがかぶっていたのですが、調整しました。


逆行や日陰で気を抜くと、こんなブルーに沈んだ色調になるみたいです。
ネガだからと思わずに、露出はできるだけ適正に追い込んでいった方が良いみたいです。
(というか、ISO100のフィルムってなべてそんな傾向がありますね)

あやめきれいだよあやめ。

2009年2月15日日曜日

奈良 春日大社神苑

この前に引き続き、また奈良ですが何か?

北野天満宮は去年一昨年と行ったし、奈良には梅がないのかなあと調べてみたら春日大社にあるとのこと。
で、行ってきました。

1月下旬に買ったままだったコダックの新フィルム、エクター100をやっと使ってきました。
が、現像がまだです。
最初の一本目は「エクター現像」なる特別なフィルム現像をお店にやってもらうつもりです。
それはまた後日。

ひさびさの40D+Σ70マクロ+135F2Lです。
良かったら写真をクリックしてpicasaにどうぞ。結局そうなるのですが。









イチイガシ、だったかな?
立ち枯れたまま、万葉の頃から残っている大木だそうです。

絵馬。短歌を書くという趣向のようなんですが

こんなのもあります。
具体的に何の絵かというのは、よくわからないままにすませた方がどうもよさそうです。

流鏑馬の練習があったからちょっと撮ってみた。






しかさんたち。







興福寺。いつ来てもここは何かかすんでる。

五重塔一部。普通には撮りません(をぃ

こねた、でもないかな・・・

価格comのクチコミより。

Nikon Rumors:Nikon D40 discontinued in Canada
(ニコンの噂のページ:カナダでNikonD40ディスコン(生産停止))

まあ「噂」なので、確かな話ではないのですが、カナダのニコン販促は小売店に、D40ディスコンの旨を通達したとのことです。
これをもってPMA(フォトマーケティング協会博覧会:3月初旬にラスベガスにて開催)でD40に代わるエントリーボディがお目見えする契機となるだろうということです。
ただそれがD60xになるのかD65になるのかD10になるのか、つまり既存のエントリーボディ(D60)に対してどのようなポジションの製品になるのかはわからないです。
とはいえ、D60をD90に近づけるべく各種スペックを引き上げたD65の噂が少し以前から出ていましたので、これが今のところ最有力かもしれません。
デジカメジン:Nikon「D60」の後継機「D65」はPMA2009で発表?

まあそれはそれでニコンの新ボディは楽しみなんですが、D40が消えるのはあまりにも惜しいです。
確かに今更600万画素CCDではお客さんに訴求できないかも知れない。でもそのような低画素ならではのエッジの切れや澄んだ空気感、そして高画素機と比較しての高ISOのノイズの低さ(本当は僕的には五十歩百歩だと思うけどこの点は)は使ってみたらわかります。
僕はD300とD40を並行して使ってますが、D300のカメラとしての満足感や使いやすさに、軽さと小ささと画質、そして画像ファイルの小ささで十分に対抗できる物だと思います。

まあ、まだ噂ですし、日本のニコンがどう動くかはまだわからないですけど、コンデジはとっくに1000万画素が主流、ケータイまでもがそれに追いつき始めている現在において、低画素デジイチの最後の砦だと思うので、できればしぶとく生き残って欲しいのですが・・・でも、これでなお採算が取れているのかおもいっきり疑問なまでに価格が下がっているのも事実。

この不景気にめげずデジイチに心が傾いている方。その上安いに越したことが無い方。今のうちにどうでしょう?
レンズキットのレンズ(AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G II)も、透明感あふれるいいレンズだと思います。


そのD40レンズキットで。電車から夕方の宇治川。
#今回は1枚だけ。
#写真の分量というのも実は悩みどころ。いっぱい貼るのはエコに反するし(何)、だからといって後はpicasaで、というのもなんか違う気がして。(その割には「picasaでご覧ください」とよく申してますが)

2009年2月11日水曜日

ある宣伝

まあ、右側のRSSリストを見ていただければ見当が付くとは思いますが、
当方、多分死ぬまでずっと独身貴族のくせして(汗)、育児ブログ見るのは好きだったりします。

で、まあそれも、ブログランキング上位のが固まってるあたり、自分でも思いがけずミーハーだなあと思っているわけですが、
えーと、その上位常連さんで、RSSリストには実は漏れてたんですが(すみません。今入れました(をぃ))

あぁ、トマコの生きる道

様というブログがございまして。
先日エントリを見たら、なんと、書籍化なさんるんだそうです。

ランキング上位常連さんだし、ここと違ってコメントはバンバン入ってるし、何より内容が面白いので、とっくに紙メディアにはなってると思ってたのですが。

その書籍化を報告なさっているエントリが
こちら。

PHP研究所さんって・・・あーマイナーなんですね。
「何の研究所!?」って、ごもっともですよね。

名古屋のコアラさんとか

ギョーカイ語を多用するペンギンさんとか

を、研究している会社です。

多分ウソです。

小学校の図書館にいっぱい置いてある児童文学の単行本ってさ、「PHP」って背表紙に書いてあるのが多くなかったですか?
そんですっごくシリアスな内容の物が多かった記憶が。

なんで筆者的には、PHPって、児童文学を研究している会社だと思ってました。
その意味では今回の企画はぴったり噛み合います・・・よね?(少々不安)
まあそれはよくて。

本当にこの方の活動力はすごいなーと思います。
古い絵を全部描き直しますとか、スペースを埋める絵を描き下ろしますとか。
それに加えて、ブログのコンテンツも毎日更新。
それに加えて日々の家事も普通にやってらっしゃるんですよ。

僕だったらこんなん逃げる(マテ)

というか、筆者も、お絵かきができることを目指してたことがありますが・・・
挫折しました。
だから、余計に尊敬してしまうのかも知れません。
どれだけ手間も時間もかかるか知らないではないので。

話を戻して、エントリを最後まで読んでいくと、
こんな事が書いてありました。


しかし大問題が一つ。


そう、今は未曽有の不景気。


あの…。

心はラクになったんですけども。

やっぱり自信がないんです。

売れる自信が全くないんです。

全く売れなかったらどうしようとか毎晩毎晩考えて…!!

マジで胃が痛い…!!

先月からずっと胃が痛い…!!


2月25日発売 トマコ道書籍版 

『男の子って、こうして育つ!』

を、あなたのブログで宣伝して頂けませんか?

で、この記事のコメント欄に

宣伝した連絡・その記事のURL

をご記載下さい。


正直言うと、「そんな超人気ブログの主が何言ってんだ以下略」
と思わないこともないです。
でも、これだけご自身を追い込んで追い込んで作られた本だからこそ、ちゃんと売れて欲しいんだろうなと僭越ながら想像は出来ます。

ですので、こんな場末のテーマなしブログに何ができるわけでもないでしょうが、
応援させていただきます。

書籍の情報はこちら。
Amazonですが、描き下ろしの4コマが載ってます。
1260円かぁ。オールカラーだろうし、そんなところかなあ。

ドアラ、つば九郎、トマコ氏と、なんかすごいなあPHP。全部買うかなあ。

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なのたんぱぱさんとこ、あそこもブログランキングの上位常連さん、というかそれで知ったんだけど、ダカフェ日記さんみたいに本にしないのかなあと思ったけど、ちょっと上記のような手間を見せられたら簡単には言えないよなぁ。
#本全体でホワイトバランスをそろえる事だけを考えても2回は死ねると思う。

こーんばんわ。



いやね、これ見に行ったんですよ。おととい。



えー。一時期より勢いは落ちちゃいましたが、それでもやっぱり高良みwiki、誰だそれ、もとい、中島みゆきファンなわけでして。

ただ。忌憚なく結論を言いますと。

二万円出して行ったのにわけわかりませんでしたー!!



まあ、パンフレットを買わなかったのが悪いのかも知れない。もうちょっと詳しいことがパンフレットには書いてあったのかも知れない。

暦、売り子、除夜の鐘、お茶、ひしゃく、鞠、消火器、海底、魚、水、消火栓、セメント、ウェディングドレス、等々・・・ぜーんぶ意味はあるんだと思います。
ですが、ムリです。僕では無理です(汗

要は今回、これまでならなんらかの形で一応あった、(パンフレットを読まなくてもわかる程度の)ストーリーの説明が一切なかったんです。
森鴎外の「山椒大夫」を元にしたストーリーと配役ではあるらしいんですが・・・まあこれも読んだけど忘れていることも原因だよなあ・・・

というわけで、途中からはあんまりストーリーとか意味とか考えなく見ようというモードに切り替わったりして^^;
それにしたところでも、みゆきさんが一番最初に登場した時の動き、もうそれを見ただけで舞台の世界に吸い込まれるような動き、どのような姿勢からも、倒れているときでさえ朗々と、かつ安定して出る声や歌、しかもそれがみゆきさんだけでなく他3人の登場人物もすべて!
ワイヤレスマイクがすごくいいものを使ってるんでしょうね。役者の声が明瞭で、全然ノイズが乗って聞こえません。
そして何より、いつものみゆきさんの上質な歌と演奏。みゆきさん独特のくせはすごくあるんですが、それ故にファンは安心して聴ける、みたいなところもあるんですよね。

今回の夜会を見た上で、みゆきさんの今後の夜会に望むこととしては・・・

  • やっぱりもうちょっとストーリーをわかりやすくしてほしい。

  • 「2/2」からずーっと続いてる「2公演1セット構成」は程々にして欲しい。1回でちゃんと意図を出し切れるような内容を希望。
    #今回も2回目があるかはわかりません。何せ内容の解釈を半分放棄してたし(汗。
    #ただ「夜物語」の「第2話目」という形でならありえるかも。
    ##あ、「海嘯」は1回きりだったか。

  • ラジオやライブMCの時におなじみのあの猫なで声、面白いことは面白いけど、ちょっとマンネリかも。
    もうちょっとレパートリーをつけて欲しい。



というわけで、ケータイカメラでちょっとだけ撮ってきたロビーの様子。

夜会オリジナルカクテル「海」。シャンパンベースらしかった。
グラスの底の角砂糖から泡が出続ける仕掛け。
やっぱり本編のあのシーンと関係があるのだろう。



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・「山椒大夫」、青空のリンクを貼り付けるついでにちょっと目を通してみたら・・・
これを読んでいることを前提でストーリー説明を省いたのかもしかして。
・今回書きながら、「ひょっとすると、水の流れを意識したら全体の意味がわかるのかもしれない」と思いました。

2009年2月10日火曜日

郡山盆梅展/薬師寺



日曜日に奈良の方行ってました。
Picasaに100枚ほど、ちょっととっちらかってますが、上げましたので良かったら写真をクリックしてご覧ください。



薬師寺の西塔はちょっと派手で・・・撮るのむずかしかったですよ。


東塔のエレガントさは素晴らしいと思うよ。




ここ的に言うと「そんな嫉妬ばっかりする人嫌ーっ」てところかww


郡山駅前苔バーガーにて

やけにお持ち帰りが遅いと思ったら受注生産だったようです(-_-;)



もうちょっと体裁を整えるかもしれませんので、それまでしばしご歓談を(をぃ

盆梅に触れてないのでとりいそぎ1枚だけ。

この枝振りをお伝えするのは僕では難しいのです。