asahi.com:さよならフロッピー 国内最大手、ソニーが販売終了へ2ちゃんねる(暇つぶし2chプロキシ):フロッピーディスクの思い出「もうほとんど使わねーよ」という声が多い中、「ワープロ使用者の事も考えてよ!」みたいな声もちらほらありますね。
というか
ソニーはピークの2000年度に国内で4700万枚を出荷したが、09年度は800万枚程度に減少。
というわけで、去年でも年間800万枚は新しく買わなきゃいけないぐらいにはまだ使われてるんですよね。
しかも全世界ならともかく日本国内で。
売れない物をいつまでも作り続けるわけにはいかない、それはそうなんでしょうが、
「もうこんな古い物誰も使わんだろう、いや、使ってる方が悪い」というメーカーと
「いつまでも古い物を使い続けたい、もしくは事情があり使わざるをえない」というユーザーの溝は、こんな事では絶対に埋まることはないんだろうなと。
Haniwa様も
この記事で指摘されてましたが、本当に代替手段がちゃんとあるのかどうかをきちんと吟味してから古い物の切り捨てはやってほしいのですが、
究極的にはそんなこと絶対無理なんだろうなと正直僕は思ってます。
カメラを使ってたら本当にそう思うし、
そもそも、レンズ交換式の何十万何百万するようなカメラって、それだけ高い代わりに一生使えるし、使えば使うほど道具としての味が出るということがアピールポイントだったんじゃないでしょうか。
少なくともカメラに興味が無かった小中学生の頃でも、高いカメラはそういうものだとして売られていたように思います。
今や「デジイチはどんなにボディとして古びなくても、画像がすぐに陳腐になるから結局買い換えなきゃならない」ということを
プロの方がセミナーでも当たり前のようにおっしゃる時代で(汗
フィルムカメラならボディだけだから陳腐にならない、フィルム(とレンズ)の技術はどんどん新しくなるからとも言われますが、
当のフィルムは35mmフォーマットのよく使われる銘柄以外はバカにできない早さで生産停止していってます。
えーとあと、
以前ちょっと触れた
gooメール改悪の話だってそうなんですよね。
システム自体がインターネット上のパフォーマンスを全然考えていない作りだったようで、それなりにリソースが豊富なパソコンでさえ頻繁にフリーズするという問題がメインなのですが
それと同時に、古いパソコンやPDA、ないしスマートフォンでもほぼ問題なく使用できていた旧システムのユーザーが、リニューアルによって締め出しを食らったということらしいです。
パソコンの能力が低い、古い、ディスプレイが小さい、解像度が低い、JavaScriptが使えない、そのようなユーザーにも愛用されてきたということを完全に捨ててかかった、ということでしょうね。
いくら不景気でも、古い製品を責任を持ってずっとサポートできる方法というのをメーカーは本気で考えるべきだと思う。
それができずに
日本人はもったいない精神がうんぬんって言われても説得力がないと思う。